モンスター酒場にいる魔物たち2 レンダーシア大陸
モンスター酒場の魔物のこと その2
各町のモンスター酒場に一人ずついる、お休み中の魔物たち。
前回、五大陸とラッカランを巡って各地の雰囲気に合った魔物がいることを確認しました。
今回はレンダーシア大陸のモンスター酒場の魔物たちに会いに行きたいと思います。
バージョン2のネタバレを含みますので注意してください。
偽の世界
偽メルサンディはスライム
満を持してのスライムが登場!
勇者アンルシア目線の物語で考えると、ここは旅の始めとなる村。始まりの村にはスライムが似合います。
この町にいるということは、きっとパンパニーニの童話の住人です。町の人が焼いたスライム型のパンを見て、物語に登場させたのかも。
まもの使いが初登場したDQ5では、オラクルベリーを出てすぐ、初めての仲間モンスターがスライムかブラウニーのどちらかになりがちでした。ブラウニーをライバル視しているのはそれを意識してたりして。
偽セレドはホイミスライム
DQ史上で初めて仲間になってくれる魔物、ホイミスライム。
ミスランの話としゃべり方はホイミンそのもの。子どもが失踪する物語もイムルの町を思い出させます。
セレドには光の河と施療院があるから、回復系魔物なのもイメージに合います。
深い谷がある町なので浮遊しているのも便利そう。
偽セレドは子どもだけの町だけど、ミスランの言う「こわい顔の優しいヒゲおじさん」は名誉子供になれた人なのでしょうか。
実はヒゲおじさん=マデサゴーラのことで、ミスランは子どもだけで生きられるようにマデサゴーラが配置した回復手段だったりして…。
偽アラハギーロはドラキー
お知らせ係として大活躍のドラキー。DQ1から登場するマスコット的モンスターの一人です。
吸血コウモリとして、血の気の多いアラハギーロには馴染みそう。
日差しの強い砂漠の国だからコウモリには辛そうですが、仲間がこの国での用事を済ませるまで地下の酒場で待機しているとも考えられます。
話しぶりから、この子は魔物にされちゃった人間ではない…と思います。
偽グランゼドーラはイエティ
もふもふイエティ。イエティと言えばDQ4のロザリーヒルを思い出しますが、あちらのイエティとは一人称が違います。
都会的なイメージはないイエティですが、過去作では老人やエルフと仲良く暮らしているなど、魔物のなかではヒトと友好的だと思います。
大勢の人が行き交うグランゼドーラでも過ごしやすいのかもしれません。
真の世界
真メルサンディはピッキー
今作どころか過去作でも主人公の仲間にはならないピッキーが登場です。
メルサンディの広大な小麦畑をついばみにきた鳥さんなのかも。パン屋さんからパンくずも貰えそう。
住人の名前の由来は童話の登場人物ということですが、ピッキーのピーチャンは…ピノキオとかかな?
真セレドはキメラ
真のセレドも偽と同様に回復&浮遊系の魔物です。
やっぱり癒しの町のイメージなのかな。
さらに、キメラはハゲタカとヘビの合成獣。
ハゲタカは崖地で過ごすので、セレドの地形に合いそうです。
朝鳴きするのはニワトリのイメージだけど…ニワトリ風のトサカが付いたDQ6のキメイラの要素が混じってるかもしれません。
真アラハギーロはバトルレックス
話の内容やしゃべり方はDQ6のドランゴのそれ。
ホイミスライムと同じく、過去作に固有の仲間がいる魔物ということで、まもの使いのメッカに相応しいです。
強さを求める性格も格闘場のあるアラハギーロに合っています。
真グランゼドーラはおどるほうせき
煌びやかなおどるほうせき。華やかな大都会グランゼドーラ王国に似合っています。
どうぐ使いが仲間にできる魔物が酒場に現れたのは初めて。どうぐ使いも真グランゼドーラもバージョン2.1で実装されているから、お披露目の意味合いも強そうです。
クエスト【グランゼドーラの母】に関わる魔物として、ジェミィのことは覚えている冒険者も多いかもしれません。もしかして彼女の関係者なのかな。
ちなみに過去のグランゼドーラの酒場にはわらいぶくろがいます。
ふくろが住みやすい酒場なの?
まとめ
レンダーシアのモンスター酒場にいる魔物たちは、ドラクエの看板モンスター・人気モンスターが大集合でした!
五大陸ほど明確ではないですが、やっぱり町の雰囲気に馴染んでいる魔物が多かったです。人気なモンスターたちの中で考えられた配置という気がします。
これからもモンスター酒場に限らず、町中の魔物がどんどん増えてほしいところ。ホイミンやドランゴを思わせる魔物たちがいるので、DQ4のドランに似た魔物もいつか出てきたら嬉しいです。